日産連合企業年金基金とは

企業年金基金とは

社会全体で助け合う「公的年金」(国民年金と厚生年金保険)

国の年金制度では、20歳以上60歳未満のすべての人が「国民年金」に加入することになっています。また、会社へ入社すると同時に「厚生年金保険」にも加入するため、皆さんは2つの公的年金制度に加入していることになります。

公的年金とは、保険料を出しあうことで、将来皆さんが年をとったときや、万が一障害をおったり死亡したときに社会全体で助けあうことを目的とした制度です。

企業としての上乗せ「企業年金基金」(日産連合企業年金基金)

当基金は、加入事業所の加入者の皆様に老齢給付金、脱退一時金、遺族給付金を給付することを通じて、加入者やそのご家族の生活の安定と福祉の向上を図ることを目的に、確定給付企業年金法に基づく厚生労働省の認可を受けた法人として設立されています。

事業所から掛金を納めていただくことで、将来は公的年金とは別に、皆さんに基金独自の年金給付などを行っています。

つまり、皆さんは3階建ての年金制度に加入しており、将来は基金と国の両方から給付を受けられるのです。

加入している年金制度

設立の経緯

当基金は、日産自動車グループの連結サービス会社、連結販売会社の企業年金制度の受け皿として設立された基金です。2005(H17)年4月に旧日産コーエー厚生年金基金と旧日産連合厚生年金基金が、厚生年金報酬比例代行分を国へ返上(代行返上)した上で合併し、新たに日産連合企業年金基金として発足、さらに2006(H18)年10月に連結販売会社の基金である日産自動車販売連合企業年金基金と合併、以後多くの会社の新規加入の事業所を受け入れ、現在に至っています。