掛金と年金資産の運用管理

掛金と給付の関係は?

基金では、毎月事業主から納められている掛金と、資産運用によって得られる収益を積み立てることで、将来の年金・一時金給付を賄っています。

資産の運用の流れ

基金に積み立てられた年金資産は、外部の運用機関(信託銀行、生命保険会社、投資顧問会社)へ運用を委託し、専門のファンドマネージャーが、基金で定めた運用方針にしたがって運用しています。

当基金は、日産自動車(株)の年金資産運用を委託している運用機関・運用商品を使用して運用しています。

基金の財政は定期的に検証しています

基金は長期にわたって年金支給を行うため、給付に必要な年金資産を計画的に確保することが重要です。そのため、定期的に基金財政の健全性を検証しています。

毎年行う「財政検証」

毎年度の基金決算時に、保有している年金資産額と、理論上必要な積立金額とを比較し、必要な積立金額に対してどの程度の水準まで資産が積立てられているかを検証します。

5年毎に行う「財政再計算」

基金では、将来の年金資産の利回りや加入者の増減、給与額など基金の状況の予測(=計算基礎率)をもとに掛金率を設定しています。この計算基礎率を5年毎に見直すことで、適切な掛金率であるかを確認しています。